■■ 文明の利器を使う ■■

電動ドライバは必須だとして、他の道具は何を購入したらよいのでしょうか?
腕力にものをいわせて、電動工具を使わないという選択肢もあると思いますが、やはり見た目もよく、さらに効率よく作るためには 文明の利器を使う方が賢いですね。

ここでは、どのような場合にどんな道具を使ったらより効果が得られるかを紹介していきたいと思います。


おもに以下に示した分類で有効な文明の利器を紹介していきます。

削る
板の角を丸めたりするとちょっとはかわいらしくなるかしら?
切る
基本は直角に切ること!次に如何に効率よく切るかということ。
磨く
このささくれ立ったガサガサ感が好きなんだ・・・なんて人はあまりいないと思います。 やっぱり板の表面はスベスベのほうがいいですよね。

■ 削る ■

 ルータ/トリマー

私が持っているのはトリマーです。 このトリマーがあると板の角をきれいに削ってくれます。 さらに、トリマーの先端のビットは交換できて、いろいろな形に削ることが出来ます。 私の場合、表面に見える部分の角を削って見た目をよくして、ぶつけてもケガしないようにするためにボーズ型のビットを使用しています。
それから、溝を掘るための太めのストレートビットがあります。
トリマーで角を取るか取らないかで、見え方が大きく異なります。出来ることなら丸面取り(角を丸く削る)して見た目を滑らかにすると良いでしょう。

ビットは安いものではないので、自分が本当に必要なもののみ購入したほうが良いです。お勧めは私も使用しているボーズとストレートです。
私の場合は、良いなと思ったビットを購入したは良いが、最初の一回だけでそれ以来使っていないビットもあります。 皆さんは、無駄遣いしないように気をつけてください。 私が所持しているトリマーは、「マキタのトリマー3707F」というやつです。

トリマー

 鉋(カンナ)

鉋って平らに削るだけじゃなく、丸く削るものもあるのね。
ルーターやトリマーはかなり大きな音が出るので、騒音を気にする人とか、マンションの人は丸鉋を使うと楽に面取りができると思います。


■ 切る ■

 ソーガイド・エフ

「道具を揃える」でも書きましたが、素人は絶対これを購入したほうが良いです。冗談ではなくほんとに簡単に直角に切れます。
1.スコヤで線引いて、
2.ソーガイドを沿える。
3.ソーガイドにのこぎり挿入して、スコヤで引いた線に合わせる。
4.ソーガイド押さえつつ、のこぎりを引く。

プロのひとならばこんなガイド使わなくてもまっすぐ。しかも直角に切れるのでしょうが、素人はそう上手くはいきません。
板の正面から見るとまっすく直角に切れていると思っても、横から見ると直角じゃない・・・といったことが絶対におきます!
このソーガイドを使えば、そういった技術面をカバーしてくれるので、驚くほど上手に作品を作れます。

ライフソー

 ジグソー

普通ののこぎりや丸のこでは直線しか切ることが出来ません。 でも、見た目をちょっとでも立派にしようとすると、曲線切りができるのが理想的です。 そんなときに使うのが、このジグソー。
ジグソーには細い刃を装着するので、切る方向を自由に変えられます。なので曲線切りができます。
板の端だけでなく、板の真ん中にいろいろな形の穴を開けることだって可能です。
どうやるかというと、ドリルなどで小さな穴さえ開け、そこがジグソーの出発点になります。あとはそこから、丸やハートマークなどの形を切ることが出来ます。

私の場合は、見た目を気にしだしてから購入しました。実際使ってみるとかなり作業効率が良くなり、出来上がりの見栄えも良くなりました。
丸のこは大きな円盤状の刃が高速回転しますが、ジグソーは鉛筆ぐらいの刃が上下に動くだけなので、初めて使う人はジグソーのほうが取っ付きやすいです。
ちなみに私は「BOSCHのジグソーPST650PE」を所持しています。

ジグソー

 丸のこ

大量の板を切断するときには、さすがに手引きのこぎりでは体力的にも大変。ジグソーでも良いですが効率が悪いですし切断面があまりきれいでありません。
そんなときにこの丸のこがあると便利です。ながーい直線だってすいすい。縦引き(年輪に沿って切断)でも問題なし。
もし長い直線や縦引きをたくさんする場合には、丸のこがあると効率的かつきれいに切ることができます。
そんなに使う頻度が多くなければ、ホームセンターで借りることも可能です。

私は、ウッドデッキを作成するときに購入しました。「マキタの丸のこ6型」です
1×4材だとどうしても幅が決まってしまうので、設置場所に合わせて細く切りださなくてはならない時に重宝しています。

丸のこ

■ 磨く ■

 サンダー

サンダーの良いところは、先に述べたとおり、苦労せずに板の表面や角を削り取ることができることです。
サンダーのヤスリ面は交換可能なので、一気に粗く削りたいときには、目の粗いヤスリ、
きめ細かに仕上げ磨きをしたいときには、目の細かいヤスリを使います。
交換するヤスリは粗いものから細かいものまで、3段階ぐらいに分けて購入しておくと便利です。 私の所持しているサンダーは「RYOBIのマイサンダー」と「BOSCHのアクションランダムサンダー」の2台で、 ヤスリは80番、120番、320番のヤスリを使っています。
一番使うのは、120番です。本来仕上げには320番で・・・と思っていたのですが、120番でも十分板の表面がきれいになるので、 この120番のヤスリを使っています。 仕上げのつるつる感をそこまで求めなければ、目の粗い80番ぐらいと120番ぐらいの2種類あればよいかもしれません。

それから注意ですが、集塵用の袋が付いているものを購入しましょう。私がなぜ2台のサンダーを持っているかというと、 1台目のRYOBIのマイサンダーには、集塵袋が付いていなかったからです。 集塵用の袋が付いていないと、削った木屑が周囲に巻き上がり、近所迷惑になりかねません。
集塵用の掃除機を買ってそれに直結すれば良いのかもしれませんが、私の場合ガレージDIYなのでそんな掃除機を置いておく場所がありません・・ なので2台目のBOSCHのランダムサンダーがあるわけです。

サンダー(BOSCH)

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